よくある質問FAQ

先進医療について

先進医療ってなんですか?
将来的な保険導入のための評価を行うものとして、未だ保険診療の対象に至らない先進的な医療技術等と保険診療との併用を認めたものです。
標準医療と先進医療の違いは何ですか?
標準医療とはその病気で最良の治療法に当たるものが標準医療です。世界中の治療実績やデータを元に、現在最もお勧めできる治療法がの標準医療ということになります。対して先進医療とは、今後、標準医療となる事を前提にして、評価を見定めている医療という事になります。
公的医療保険は適応されますか?
2018年4月から前立腺がん・頭頸部がん・骨軟部腫瘍の一部・小児がんが公的医療保険適用開始され、2022年4月から大型の肝臓がん・肝内胆管がん・進行膵がん・局所大腸がん術後再発(いずれも手術による根治的な治療法が困難であるものに限る)が公的医療保険適用になっています。
2024年6月からは、早期肺がん(Ⅰ期からⅡA期までの肺がんに限る。手術による根治的な治療法が困難であるものに限る。)が新たに適用追加になります。
治療費負担の軽減により、陽子線治療が、より身近な治療になってきました。

なお、公的医療保険適用以外に関しては、民間の医療保険などにある「先進医療特約」などのオプションが付けている場合、保険会社でカバーできます。(契約内容による)
詳しくは、コールセンターへお問合せ下さいませ。
先進医療特約は保険料はいくらぐらいかかりますか?
多くの場合は医療保険に付加する形で「先進医療特約」として月100円程度の支払いになっております。各保険会社で様々なプランがありますので、詳細につきましてはご自身の加入されております保険会社にお問合せ下さい。
先進医療は効果があるのですか?
先進医療は、将来的な保険診療へ導入する為に評価を行うものとして位置付けられているものであり、国民の治療の選択肢を増やし利便性をよくするために定められた制度です。先進医療にも様々な治療法がありますので、詳しくは各治療法を実施している医療機関に問い合わせることが大切かと思います。
なぜこのセンターでは先進医療が許可されているのですか?
先進医療を行う施設として厚生労働省に申請をして、認定を受けた(厚生労働省が定める技術基準や、施設基準を満たしている場合に限る)からです。