民間医療保険・治療費支援制度について
現在のところ、陽子線治療にかかる費用の大部分は自己負担となっており、患者さんにかかる負担は少なくありません。ここでは、民間医療保険について、また患者さんの負担軽減が期待できるさまざまな制度・サービスをご紹介します。
先進医療特約・がん保険など医療保険
民間保険の中には、陽子線治療費用がカバーされるタイプの医療保険があります。
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がん保険治療条件によっては手術や放射線治療と同等とみなされ、保険給付の対象となる場合があります
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先進医療特約などのオプション陽子線治療費(技術料)が保険給付の対象となります
※適用範囲や給付金支払の時期など、各社で違いがあります。詳細については、ご加入の保険契約書をご確認されるか、保険会社の担当者にお問合せください。保険給付金の請求にかかる診断書が必要な方は、お早目に受付でお申し込みください。
先進医療給付金直接払いサービス
保険会社によっては、先進医療給付金を当センターに直接支払うサービスが開始されています。主として「先進医療特約」のご加入者が対象とされています。一般的な給付金支払では、患者さん(保険契約者)の治療費の支払期日までに、保険会社から患者さんへの払い込みが間に合わないことが多く、高額な治療費を患者さんが一時的に負担する必要がありました。直接払いサービスが適用となる場合、患者さんは経済的負担を気にせず治療に専念していただくことができます。
◎審査のタイミングによっては、治療開始日が遅れてしまう可能性があります。同サービスをご利用予定の方は、なるべく早い段階でご契約の保険会社に相談され、事前に必要な手続きなどをご確認ください。
直接支払い可能な保険会社はこちら鹿児島県 粒子線がん治療費利子補給事業
鹿児島県では、県民の方々が陽子線治療を受けやすい環境を整備するため、メディポリス国際陽子線治療センターで陽子線治療を受ける患者さんご本人やそのご家族等が治療費を金融機関から借り受けた場合に、その利子の一部を助成する事業を行っています。対象者は、患者さん本人が治療開始時点において鹿児島県内に1年以上在住している方とされ、その他所得等の条件があります。
制度の詳細については、下記にお問合せいただくか、鹿児島県のホームページをご覧ください。
制度の詳細については、下記にお問合せいただくか、鹿児島県のホームページをご覧ください。
メディカルローン・クレジットについて
鹿児島県粒子線がん治療費利子補給事業に対応した商品もあります。詳細は、各金融機関にお問合せください。